ボット

ボット
ボットは、そもそもは、ウィルスの一種と定義されています。
現在では、良質なものと悪いものの2分化して考えられていますが、そもそもは「ロボット」から取られた語源で統一されているものです。

というのも本来ボットは、インターネットの上で作業を行うプログラム全体のこと。
よくしられているTwitterに自動的につぶやきを行うボットがこれに該当します。
さらに、チャットに付随する自動返信機能、 検索エンジンで働くプログラムなどが身近に溢れるボットの一つとなっています。

ウイルス性のあるものに用心する

ここで注意をしなければならないものは悪質性のあるボットです。
これは、マルウエアの一種で、情報機器を外部から操ることを意図して作られたものを指します。

なかでも、代表的なものは「トロイの木馬」と呼ばれるもの。
パソコンに詳しい人や、インターネットに長く触れている人では名前を聞いたことがある方もいるでしょう。
このソフトは、インストールすると、自動でパソコンの権限や操作を発信者である犯罪者(クラッカー)へ送信して、遠隔操作を可能にすることを目的に設計されています。

このため、パソコンの所有者が気づかない内に、感染したパソコンを操って犯罪行為をすることもあり、実際にこれで誤認逮捕が出るような事件もありました。
このような力を持つトロイの木馬が、インストールされたパソコンのことを「ゾンビPC」と呼称します。

ボットネットの脅威と犯罪に加担してしまうこと

ある発信者によって感染したゾンビPCが大量にできると、発信者のパソコンを通じて、一つのネットワークが組みあがる、といっても差支えないでしょう。
この状態になったネットワーク全体をボットネットと呼びます。

このボットネットがあれば、発信者は、自身のPCから大量のPCを操ることができる状態になり、スパムメールの大量送信などがしやすい条件が整ってしまうことになるといえるでしょう。
俗に「DDos」と呼ばれる、一度に大量のアクセスをすることでサーバーダウンへ追い込む攻撃や、さらに、ゾンビPCからトロイの木馬を発信してボットネットの規模を大きくするなど、使用用途は広範囲。
まさに、ゾンビの群れとして攻撃をする集団が一人で作り上げられるのです。

どうやったら感染を防げるのか

トロイの木馬は、インターネットの黎明期と呼ばれる90年代後半からすでに登場している、マルウェア。
何度もアップデートを重ねているため、今でも感染してしまう人が後を絶ちません。

しかし、実際にはこの感染を防ぐ方法は簡単。
信頼性の証明されないファイルをダウンロードしない、迷惑メールなどで添付されたファイルを開かない。
といった、初歩的な部分を徹底するだけで、かなりの確率で感染を防げます。

ただし、モノによってはブラウザ上のリンクをクリックしただけで自動的にダウンロードされてしまうものや、スマートフォンに送られるリンクで感染してしまうケースもあるようです。
次々に新しい経路が開発されていきますので、くれぐれも注意しましょう。

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